タコピーの原罪について思ったことを書くっピ

 

「タコピーの原罪」についてつらつらとハッピー星からお送りするっピ!

中の人がどんな顔して書いてるのかとか、一旦忘れてほしいっピ!死っピ!

別にめちゃくちゃ好きなわけではないけどミーハーな所があるんだっピ。今の口癖は「咬み殺すよ?」っピ!

 

漫画を読んだことがない人にも一応説明すると、「ハッピー星からやってきたタコピーが不幸な少女をハッピーにする」話だっピ!そう聞いてるっピ。

Twitterで火がつき途端に大ブーム、今やTwitter上で知らない人はいないっピ。多くを描かず読者の議論を誘う展開にネットは大盛り上がり!日夜考察がなされたっピ。

でまぁ、色々思うことがあってアンチを探したっピ(アンチ見るの好き)。タコピーのアンチって意外と少なくて、やっと見つけたブログには「読者がザコ、気持ち悪い」って書かれてたっピ。

ピ笑アンチのセンスないっピ笑 次また愚を晒すようならハッピー道具で宇宙の藻屑にするっピ!

 

でも、逆張りおたくの気持ちも分かるっピ。読者の感じ方は人それぞれだけど、作品に対する解釈が全然違うとヤキモキするっピ。自分もこの漫画は好きだけど、好きだからこそタコピーファンは好きじゃないっピ。

理由を考えたっピ。

 

この漫画が鬱漫画、胸糞漫画として語られるのは、間違いだと思うんだっピ。

たしかに「かわいい女の子が酷い目に遭う/遭わせる」展開は需要があると思うっピ。ひどい現実だけど、大人たちはそういう展開が大好きだっピ。

でも「タコピーの原罪」で評価すべきってその暴力性ではなくて、初めからストーリーの部分にあった気がするっピ。浅野いにおおやすみプンプンと比べたりする人もいるけど、全然違う。起承転結が分かりやすくて、短いスパンで簡潔に話をまとめてきた。そもそも内容は「いじめられた少女の復讐劇」などではなくてただの「犬探し」なのだ。タコピーという異質な存在があること以外は日常漫画だと言っていい。(虐待やいじめ表現はあるものの)

少女は悪ではないし、そもそも善も悪も求めるものではない。結果的にインパクトある描写でバズったとしても「タコピーの原罪」はただのエモ・雰囲気漫画ではないし、話の筋の面白さ無しに手放しに非難していい漫画ではない。

否定するには覚悟がいるのだ。それがなければまた肯定もない。

なんだっピ!

 

読者諸氏には、ただ上辺をなぞるだけでなく漫画を「読む」ということをしてほしいと切に願います。

タコピーの原罪、おすすめだっピ。